学 校 紹 介 | 特色ある教育

特色ある教育

学力向上の取組

学校の大きな役割は、「分からなかったことを分かるようにする」ことや、「できなかったことをできるようにする」ことで、成就感を得る体験を積み重ね、意欲的に自己実現の力をつけることです。


○「自己教育力を身につけておくと一生の宝になる」という思いで、本校の教職員は、学力向上に取り組んでいます。


○文部科学省は、「確かな学力」の向上をめざし、 以下のように説明しています。

・「知識や技能はもちろんのこと、これに加えて、学ぶ意欲や自分で課題を見付け、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題解決する資質や能力等まで含めたもの」


・学力に関連して、自然体験・生活体験など子どもたちの学びを支える体験が不足し、人やものと関わる力が低下しているなどの課題が明らかになっている。


・全国的・国際的な学力調査では、今の日本の子どもたちは、学ぶ意欲や判断力、表現力に課題がある。 


そこで本校では、以下のような取組で、さらなる学力向上に取り組んでいます。



1、教員研修で、授業力向上を図る。

 ・公開授業・研究授業(全員実施)やOJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)、教育センター研修等で、教員の授業力向上を図る。

2、授業や日常の取組で、学力向上を図る。


 ・少人数指導で基礎・基本の確実な習得と個に応じた補充学習、発展学習の実施

  ・読書活動や話っは集会で、言語力やコミュニケーション力の育成

 ・授業規範(姿勢・返事・言葉づかい等)を大切にし、学習環境を整え、根気強さや集中力の育成

 ・共に学び合う活動の充実(意見交換・作品制作・問題演習)

 ・成功体験の積み重ね「やれば、できる」達成感で、自発性の育成

 ・課題解決型学習、体験学習し、整理し表現活動の実施

 ・「なぜ勉強するのか」といった視点や、キャリア教育、ESD(持続可能な社会づくりの担い手を育む教育)といった視点を入れて実施

 ・朝学習で、ドリルを使って基礎学習の反復し定着化

3、自然体験・生活体験・人やものと関わる体験を、意図的・計画的・継続的に行う。

4、保護者の皆様のご協力で、家庭学習を行い、より確かなものにする。

  (6月5日の学級懇談で資料配付と説明)


 ○低学年で保護者や教師主導で、外的動機付けも使い、学習習慣を確立させた上で、中・高学年になって少しずつ手を離し、待つ姿勢で意欲付けを行う。

  低学年(基本的な学習習慣) →中学年(自主的な学習習慣) →高学年(自学自習の習慣)


 ○家庭学習の例(宿題以外で)

  学校で習ったことを活用、語句の意味調べ、熟語集め、短文づくり、音読、ドリルの復習、自分に合った問題集、読書、日記、書き写し等

 

5、子どもたちの日常の様子とともに、国や市の、「全国学力・学習状況調査」や県の学力診断テストの分析を行い、改善を行う。


 6、小中一貫研修で、柳生中学校とも連携し、共通認識を持ち連携して学力向上に取り組む。(昨年度は、自主学習をテーマに、講師を招聘)


◎子どもたちの実態を3年前と比較して、 総合的(学力テスト、作品、発表、授業態度等)に考えてみたところ、確実に向上していると言えます。

 3年前と今とでは、上学年にいくほど、自分をコントロールして学習できるようになっています。

 また、本校のホームページを見ていただくと納得していただける部分も多いかと思います。

 さらに、日頃の取組を積み上げるとともに改善し、子どもたちに「確かな学力」を身に付けさせたいと考えています。



登録日: 2014年7月23日 /  更新日: 2014年7月23日

小中一貫教育と学校規模適正化

本校では、「小中一貫教育と学校規模適正化」の両方の視点で、子どもたちに日々の取組を積み重ねています。

 その両方の視点とは、                                           「自分の力を磨きながら(自己教育力)、他の人のために・社会の一員として力を発揮できる力(共生力)」 の育成です。


 ◎柳生小学校学校教育目標は、下記の通りです。


【心豊かで、自ら学び・自ら考える力をもち、たくましく生きる子どもを育成】


 ~知・徳・体の調和がとれ、自己実現を目指す自立した人間の育成~


○そして、「小中一貫教育と学校規模適正化」の両方の視点で見た場合、特に重要視したいのが、


以下の「知、徳、体力・気力」の部分です。


知・・・・・・確かな学力・自己学習力

徳・・・・・・豊かな心・規範(自己コントロール力、規範意識)自己肯定感と共生への理解や態度

体力・気力・・基本的生活習慣、たくましい体づくり、意欲・根気 


◎めざす児童の姿は、以下の通りです。

教職員一同「どの子も宝、宝を磨く」という思いのもと、一人ひとりの可能性を拓くことをめざしています。


①   勉強や生活を頑張る子

  ・学力の基礎・基本や、学ぶ意欲・態度を身につけた子

  ・自ら学び、考え、行動する子

  ・最後まで粘り強く物事に取り組める子


② あたたかい心や公の心をもつ子

  ・力を合わせて、なかまと共に活動し合える子

  ・人や自然のいのちへの尊敬の気持ちや、思いやりの心をもった子

  ・あいさつや感謝の気持ちが表現できる子

  ・自分も他人も大切にできる子


③ 目標を持って体力づくりに励む子

  ・持てる力をいっぱいに出して活動する子

  ・自己の健やかな身体をつくる子 

  ・健康や安全について正しい理解を持ち、実践する子

  ・自他の生命と体を大切にする子


④    奈良(柳生)で学んだことを誇らしげに語れる子

   ・奈良の自然・文化・世界遺産に興味・関心をもつ子

     ・本物に触れ、感動する心や学ぶ心をもつ子

   ・国際社会の中で、堂々とコミュニケーションを図れる子


 


◎目標を達成するための具体的取組


◆「確かな学力の育成」の取り組み


☆  基礎・基本をきちんとつけ、生きる力をつける。


・  一人一人を大切にした、わかりやすい授業の実践と指導法の工夫を行い、個に応じた指導を充実する。(わかる授業・意欲がわく授業)

・  かがやきタイム(朝学習)等を活用した、課外学習の充実を図る。

・  家庭との連携を密にし、基本的習慣の確立と家庭学習の充実を図る。

・  保中・近隣校との児童・教師の交流を図り、連携を深める。(小中一貫教育パイロット校として)

・  読書活動・英語活動・世界遺産学習を充実推進する。


◆ 「豊かな心とたくましい身体の育成」への取り組み


☆地域の実態を生かし、ふるさと「柳生」を愛し、誇れる心を育てる。

・  地域の自然や人材から積極的に学びの場を設け、地域に根ざした教育を推進する。

・  個が生きる学習、ともに高め合う学習を展開し、子どもが学ぶ楽しさや成就感が味わえる体験学習、問題解決学習の場を工夫する。

・  地域社会の人々や自然とのふれあい体験学習を通して、豊かな人間性や社会性を育てる。


 ☆  一人一人を大切にし、思いやりの心をもつ子に育てる。

・  全ての教育活動において、人権尊重の精神に徹し、人権と命の大切さを認識させる。     

・  自分の思いや考えを出し合い、支え合い、ともに伸びる、生き生きとした学校・学級集団づくりをすすめる。


 ☆  健康教育・食育教育の充実を図り、たくましい子を育てる。

・  健やかな身体づくりの取り組みを通して、進んで運動する意欲を育てる。

・  健康や安全についての基本的な生活の在り方を確立する。

・  食の指導の推進を図る。


 以上のような構想のもと、日々教育活動を積み重ね、その様子や結果をホームページに公開しています。

 今後とも、保護者・地域の方々のご理解・ご支援をいただきながら、教育活動を広め、深め、日常への実践化をめざしています。

 ご意見等いただけますように、どうぞ、よろしくお願いします。



登録日: 2014年6月16日 /  更新日: 2014年6月16日